インストール完了

 お疲れ様でした。 これでRed Hat Linux 7.1のインストールが完了しました。

システムの再起動に備えるよう指示が表示されます。フロッピーディスクドライブやCD-ROMドライブの中にディスクが入っている場合、忘れずに取り出しておいてください。LILOをインストールしなかった場合は、ここでブートディスクを使用する必要があります。

 コンピュータの通常の起動処理が完了すると、LILOのグラフィックプロンプトが表示されるはずです。このプロンプトでは、以下のいずれかを行うことができます。

 適切な方法によってRed Hat Linuxを起動してください。メッセージを含む1つまたは複数の画面が表示され、スクロールしていくはずです。最後に、GUIログイン画面(X Window Systemをインストールし、Xを自動的に起動するよう選択した場合)、またはlogin:プロンプトが表示されます。

Tipヒント
 

何らかの理由でグラフィカルブート画面を無効化したい場合には、lilo.confファイルを編集し、LILOを再実行することにより無効化することができます。

このためには、rootになって、lilo.confファイルのmessage=/boot/messageと表記された行をコメント行にするか、または削除します。行をコメント行にするには、行頭に「#」を挿入します。この編集が終了したら、LILOを再実行します。LILOを再実行するには、/sbin/lilo -vと入力します。この次に起動すると、従来のリリースのRed Hat Linuxと同様、LILO:テキストプロンプトが表示されます。

もう1度グラフィカルブート画面に戻したい場合は、上記の行をlilo.confファイルに戻してLILOを再実行してください。

Tipヒント
 

次に何をすべきかわからない場合は、まずオフィシャル Red Hat Linux 入門ガイド(お求めのボックスセットにない場合は、http://www.jp.redhat.com/support/から入手できます)を参照することをお勧めします。このマニュアルは、システムの基本に関するトピックを記載したRed Hat Linuxの入門者用ガイドです。

システムの管理に関するトピックが必要な、経験をつんだユーザーには、オフィシャル Red Hat Linux リファレンスガイドが役立ちます。

システムの設定に関するトピックが必要な場合は、オフィシャル Red Hat Linux カスタマイズガイドを参照してください。