Xをインストールしていない状態で、テキストベースのバージョンを使用したくない場合は、 コマンドライン経由でプリンタを追加することが出来ます。スクリプトから、又はキックスタート インストールの%postセクション内で、プリンタを追加したい場合にこの方法が役に立ちます。
プリンタを追加するには次のコマンドを使用します:
redhat-config-printer-tui --Xadd-local options |
オプションには次のようなものがあります:
(必須) 使用するデバイスノード。例えば、 /dev/lp0。
(必須) IEEE 1284 MANUFACTURER 文字列、又は製造元の文字列がない場合は、 foomaticデータベース内にあるようなプリンタの製造元の名前。
(必須) IEEE 1284 MODEL 文字列、又はモデルの文字列がない場合、 foomaticデータベース内に一覧表示してあるプリンタモデル。
(選択可) 新しいプリンタへ与える名前。与えられない場合、デバイスノード("lp0"など) を元にした名前が使用されます。
(選択可) デフォルトのプリンタとしてこれを設定。
CUPSを印刷システムとして使用している場合(デフォルト)、プリンタを追加した後に 次のコマンドを使用してプリンタデーモンを起動/再起動させます:
service cups restart |
LPRngを印刷システムとして使用している場合、プリンタを追加した後で、 次のコマンドを使用してプリンタデーモンを起動/再起動します:
service lpd restart |
印刷キューはコマンドライン経由で削除することが出来ます。
rootとして、印刷キューを削除するには次のコマンドを使用します:
redhat-config-printer-tui --Xremove-local options |
オプションには次のようなものがあります:
(必須) /dev/lp0などとして使用されるデバイスノード
(必須) IEEE 1284 MANUFACTURER 文字列、又は(何もなければ) foomaticデータベース内にあるプリンタ製造元の名前。
(必須) IEEE 1284 MODEL 文字列、又は(何もなければ)、 foomaticデータベースに一覧表示してあるようにプリンタのモデル。
CUPS印刷システム(デフォルト)を使用している場合、プリンタ設定ツール設定から プリンタを削除した後で、次のコマンドでプリンタデーモンを再起動するまでその変更は反映されません:
service cups restart |
LPRng印刷システムを使用している場合、プリンタ設定ツール設定から プリンタを削除した後に、次のコマンドを使用してプリンタデーモンを再起動するまで、その変更は 反映されません:
service lpd restart |
CUPSを使用していて、プリンタを全て削除してプリンタデーモンをもう起動したくない場合は、 次のコマンドを実行します:
service cups stop |
LPRngを使用していて、プリンタを全て削除してプリンタデーモンをもう起動したくない場合は、 次のコマンドを実行します:
service lpd stop |