12.4. モデム接続の確立

モデムを使用すると、有効な電話回線によるインターネット接続 を設定することができます。ISP(インターネットサービス プロバイダ)アカウント(ダイヤルアップアカウントとも呼ばれる) が必要です。

モデム接続を追加するには、次の手順を実行します。

  1. デバイスタブをクリックします。

  2. ツールバーにある新規ボタンを クリックします。

  3. デバイスタイプ一覧から モデム接続を選択して 進むをクリックします。

  4. ハードウェア一覧(ハードウェア タブにある)に設定済みのモデムがすでにある場合、 ネットワーク 管理 ツールは、モデム接続 を確立するのにそのモデムが使用されるものと見なします。 モデムが設定されていない場合は、システムにあるモデムを 検出しようとします。この検索には少し時間がかかります。 モデムが検出されない場合は、表示の設定は検索から検出された 値ではありませんというメッセージを表示して警告します。

  5. 検索されると、図12-6のようなウィンドウが表示されます。

    図 12-6. モデムの設定

  6. モデムデバイス、ボードレート、フロー制御、 モデム音量を設定します。値がわからない場合は、モデムが 正常に検索されたらデフォルトのままにしてください。 タッチトーンダイヤル方式でない場合は、該当するチェック ボックスのチェックを外してください。進む をクリックします。

  7. 使用しているISPが設定済ISP一覧にある場合は、それを 選択します。ない場合は、ISPアカウント作成用の必要情報を 入力します。値がわからない場合は、ISPに問い合わせてください。 進むをクリックします。

  8. IP設定ページで、DHCP経由で IPアドレスの取得を選択するか、静的IPアドレスに設定します。 完了したら進むをクリックします。

  9. ダイアルアップ接続の設定ページ で、適用をクリックします。

モデムデバイスを設定したら、モデム タイプでデバイス一覧に、 図12-7のように表示されます。

図 12-7. モデムデバイス

ファイル => 保存 の順で選択して、必ず変更を保存してください。

モデムデバイスの追加後に、デバイスの一覧からデバイスを選択 して編集をクリックすると、設定を 編集することができます。たとえば、デバイスを追加したときに、 デフォルトでは起動時に実行が開始されないように設定されて います。この設定を編集して変更することができます。 圧縮、PPPオプション、ログイン名、パスワードなども変更する ことができます。

デバイスが追加されたとき、無効 ステータスで表示されるように、すぐには起動しません。 デバイスを起動するには、そのデバイスをデバイス一覧から 選択して起動ボタンをクリックします。 コンピュータが開始するとき(デフォルト)、システムが デバイスを起動するよう設定されている場合は、 この手順を再度行なう必要はありません。