29.2. ログファイルの表示

ほとんどのログファイルはプレーンテキスト形式です。 ViEmacs など、どんなテキストエディタでも 表示することができます。ログファイルのいくつかは システムのすべてのユーザーが読み込めますが、ほとんど のログファイルは、読むためにはrootの権限が要求されます。

インテラクティブでリアルタイムのアプリケーションで システムログファイルを表示するには、 ログ ビューアを使います。 このアプリケーションを開始するには、(パネル上の) メインメニューボタン=> システムツール=>システムの ログと進みます。または、シェルプロンプト でredhat-logviewerとコマンドを入力 します。

図 29-1. ログ ビューア

このアプリケーションは存在するログファイルしか表示 しません。このため、図29-1 に示してあるものと異なるかもしれません。見ることが できるログファイルの完全な一覧を表示するには、 設定ファイル、/etc/sysconfig/redhat-logviewer を参照してください。

デフォルトでは、現在表示できるログファイルは30秒毎に 更新されています。この更新レートを変更するには、 プルダウンメニューから編集 => 設定と選択していきます。 図29-2に示して あるウィンドウが出てきます。ログファイル タブで、更新レートの横にある上下の矢印を クリックして変更します。閉じる をクリックしてメインのウィンドウに戻ります。 更新レートが直ちに変更になります。手動で現在表示できる ファイルを更新するには、ファイル =>今すぐ更新 と選択するか、または[Ctrl][R ]キーを同時に押します。

キーワードでログファイルの内容をフィルタするには、 次の項目用のフィルターの テキストフィールドにキーワードを入力して、 フィルターボタンをクリックします。 リセットボタンをクリックすると 内容をリセットします。

ログファイルタブから、 アプリケーションがログファイルを探す場所を変更すること もできます。一覧からログファイルを選択して、 場所の変更ボタンをクリックします。 ログファイルの新しい場所を入力するか、または、 閲覧...ボタンをクリックして、 ファイル選択ダイアログを使ってファイルの場所を探します。 OKをクリックして設定に戻り、 閉じるをクリックしてメイン ウィンドウに戻ります。

図 29-2. ログファイルの場所