タイムゾーンの設定は、コンピュータの物理的位置で設定することも、協定世界時(UTC)からのタイムゾーンのオフセットで指定することもできます。
画面の上部には2つのタブがあります(Figure 4-11を参照)。最初のタブでは、コンピュータの設置場所を指定してタイムゾーンを設定することができます。選択できるオプションには、[World]、[North America]、[South America]、[Pacific Rim]、[Europe]、[Africa]、[Asia]があります。
表示された地図上の黄色の点でマークされた都市をクリックすると、選択した都市が赤いXに変わります。都市の一覧をスクロールして目的のタイムゾーンを選択することも可能です。
2つ目のタブでは、UTCオフセットを指定できます。このタブには、選択できるオフセットの一覧と夏時間を設定するオプションが表示されます。
どちらのタブでも、[システムクロックでUTCを使用]を選択することができます。このオプションは、システムがUTCに合わせて設定されていることがわかっている場合にだけ選択してください。
ヒント | |
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Red Hat Linuxシステムを起動した後でタイムゾーン設定を変更したい場合は、rootになり、/usr/sbin/timeconfigコマンドを使用します。 |