2.9. /etc/lilo.confのオプション

LILO 設定ファイルは /etc/lilo.confです。 /sbin/liloコマンドはこのファイルを使用して MBRに書き込む情報を決定します。

警告警告
 

/etc/lilo.confを編集する前に、そのファイルの バックアップコピーを忘れずに作成して下さい。また、問題がある場合に、 MBRへ変更が出来るように正常に機能するブートディスクを用意して おいて下さい。ブートディスクの作成に関する詳細は mkbootdiskのmanページを御覧下さい。

/etc/lilo.confファイルは、ロードするオペレーティング システム、又はカーネルを決定する目的と、それ自身のインストール先を知る目的で /sbin/liloによって使用されます。

サンプルの/etc/lilo.conf ファイルは以下のような状態です:

boot=/dev/hda
map=/boot/map
install=/boot/boot.b
prompt
timeout=50
message=/boot/message
lba32
default=linux

image=/boot/vmlinuz-2.4.0-0.43.6
label=linux
initrd=/boot/initrd-2.4.0-0.43.6.img
read-only
root=/dev/hda5

other=/dev/hda1
label=dos

この例は、Red Hat Linux と DOSの2つのオペレーティングシステムをブートするように 設定されたシステムを表現しています。このファイルの内容をもう少し詳しく 説明しましょう: