Red Hat NetworkWebアプリケーションを使って、最大で5つのRed Hat Linuxシステムを同時に管理することができます。Red Hat NetworkWebインターフェイスはスタンドアロンのRed Hat Update Agentと異なり、Webブラウザで稼動します。
Red Hat NetworkWebアプリケーションでは以下を行うことができます。
1回のマウスのクリックで、選択したパッケージのリストをダウンロードします。ネットワークの各システムを参照し、インストールするパッケージを選んだら、[Download List]ページを選択して、システム用に選択したすべてのパッケージを1回でダウンロードできます。この結果、個別にパッケージをシステムにダウンロードすることなく、更新を選べます。さらに、各種システムのために同じパッケージを複数回ダウンロードする代わりに、各パッケージをまとめて1回でダウンロードすることができます。
[Search Errata]タブから、ネットワークグループの健全性とセキュリティを示すレポートを作成します。
[System Overview]ページを見て、システムに更新が必要かどうか、利用できる更新の種類はどんなものかを瞬時に判断します。
ネットワークに関連するErrataだけを表示します。
まず、Webブラウザでhttp://www.redhat.com/networkに接続します。
まだシステムを登録していないか、あるいはredhat.comアカウントを持っていない場合は、このページの左側にある[New User]ボタンをクリックしてアカウントを作ってください。Red Hat Network Registration Clientを使ってお使いのシステムをRed Hat Networkに登録済みの場合は、そのユーザー名とパスワードで、Red Hat Network Webインターフェイスにログインしてください。
今作った新規のアカウントか、既存のredhat.comアカウントをhttp://www.redhat.com/networkに入力してください。すると、システムプロファイルの設定を促す画面が表示されます。ここで、[Profile Your System]をクリックすると、[Add System Profile]画面が表示されます。指示に従ってシステムの情報を入力してください。入力が終わったら、[Download Digital Certificate]をクリックして、先に進みます。
これ以降は、指示に従って操作してください。最後に[Finish]をクリックします。すると、[Your Network Group]画面が表示されます。この画面には、Red Hat Networkに登録したネットワーク上のコンピュータがすべて表示されています。ここで、[System Name]をクリックすると、そのシステムの現在のプロファイルを見ることができます。
同じ画面にある[Errata]をクリックすると、そのシステムに対するパッケージのアップデートリストが表示されます。
Red Hat Network Webインターフェイスにログインし、ナビゲーションバーにある[Main]をクリックしてください。設定に応じて変わりますが、この画面にはネットワークグループ内の登録システムに対するセキュリティ情報、バグ修正、パッケージの拡張(errata)のすべてが表示されています。
[View All]をクリックしてください。これで、ネットワークグループに関するerrataの詳細を見ることができます。また、ナビゲーションバーにある[Your Network]をクリックし、[Errata]タブに移っても、errataページを表示することができます。