グラフィカルデスクトップには、システムとパーソナルファイルの グラフィカル表示をするNautilusと 呼ばれるファイルマネージャがあります。 Nautilusは視覚的なファイルの表示 だけでなくそれ以上の機能を持っています。デスクトップの設定、 Red Hat Linuxシステムの設定、写真収集の閲覧、ネットワークリソースへ のアクセス、その他をすべて1つの統合インターフェイスから実行 できます。いわばNautilusは、 デスクトップでのすべての操作の外殻 となるわけです。
Nautilusでの作業は効率的で、 メインメニューに連結している各種 サブメニューの検索や、シェルプロンプトでのファイル システムの操作に対して別の代替手法を提供します。 次のセクションは、デスクトップ操作を強化する Nautilusの使用法について説明します。
Nautilusをファイルマネージャとして 開始するには、ホームディレクトリアイコン
上でダブルクリックします。Nautilus が表示されると、ホームディレクトリから またはファイルシステムの他の部分から操作することができます。 ホームディレクトリに戻るには、ホーム ボタンをクリックします。
ブラウザウィンドウには、マウスでドラッグして新しい場所へ移動
やコピーができるフォルダとファイルがあります。 ファイル => 新しいウィンドウ
の順で選択して、別のNautilus
ウィンドウを開くことができます。別の
Nautilusウィンドウが開いたら、
別のディレクトリへファイルをドラッグアンドドロップすることが
できます。デフォルトでは、あるディレクトリから別のディレクトリ
へのファイルのドラッグは、ファイルの移動になります。別の
ディレクトリへコピーするには、ファイルをドラッグアンドドロップ
している間、
デフォルト設定では、ホームディレクトリ内のイメージファイルは サムネイルとして表示されます。テキスト ファイルでは、アイコンの中に実際のテキストの一部が見えることに なります。イメージでは、縮小されたイメージ(サムネイル)が見えます。この機能を停止するには、編集 =>個人設定と進みます。 パフォーマンスタブを選択して、アイコンにテキストを表示するのドロップダウンでしないを選びます。この(また、他の機能も含めて)機能を 無効にすることにより、Nautilusの 速度が増加します。