まともなアナログ I/O が必要な場合には、ADC (アナログ -> デジタル コンバータ)や DAC (デジタル -> アナログコンバータ)チップをパラレ ルポートに接続するという方法もあります。 (ヒント: 電源には気をつけて下さい。ゲームポートからの電源を使うか、 ディスクドライブ用の余っている電源コネクタをコンピュータケースから 引っ張り出すなどがいいでしょう。パラレルポートから電源をとるならば、 低消費電力のデバイスを使う必要があります。) (訳注: いずれにせよ、これらはデジタル系の電源ですから、アナログ系に 使う場合にはなんらかの方法でデカップリングをお忘れなく。) または、AD/DA カードを購入するという手もあります。 (昔のトロいものなら大抵 I/O ポートで制御できます。) もし、1〜2 チャネルで十分であり、あまり正確でなくてもよく、(おそらく) 不正確な中点補正(zeroing)でもよければ、Linux のサウンドドライバでサ ポートされている安いサウンドカードを買ってきて使う、という方法もあります。 (それに、結構高速ですよね。)
精密なアナログ機器では不適当なグランド設定によりアナログ入出力の誤差が 生ずることになります。 何か変だなぁ、と思ったら、その機器をフォトカップラを用いてコンピュータから 電気的に(コンピュータと機器の間のすべての信号線を) アイソレートしてみるといいでしょう。 より良いアイソレーションを得るためにフォトカップラの電源をコンピュータから とるようにしてみましょう。 (ポートの予備の信号線から十分なくらいの電源がとれます。)
Linux で使えるプリント基板設計のソフトウェアをお探しでしたら、 Pcb という名前のフリーな X11 アプリケーションがあります。 すごく難しいことをしようというのでない限り、これで十分役にたちます。 多くの Linux ディストリビューションに収録されていますが、 ftp://sunsite.unc.edu/pub/Linux/apps/circuits/ (ファイル名 pcb-* ) からも手にいれ ることができます。