以上の説明では C 言語に特化して述べましたが、C++ や Objective C でも 同じようにできるはずです。 アセンブラの場合、C の場合と同様に ioperm() や iopl() を呼び出さなければなりませんが、 その後には直接 I/O ポートに対するリード/ライト命令(訳注: in, out 命令) を使うことができます。
その他の言語で、もしインラインアセンブラや C のコードを埋め込むことが できない、または前に述べたシステムコールが使えない場合にもっとも簡単な 方法は、必要な I/O ポートアクセスのためのソースコードを C で記述してコ ンパイルし、プログラムの他の部分とリンクしてしまうという方法でしょう。 あるいは前で触れた /dev/port を使うとよいで しょう。