おめでとう。読者の Linux マシンに Oracle が走るようになりました。 データベースもできていますし、SQL*Plus を使用すれば、データベースに 接続できます。
もちろん、これで終わりというわけではありません。理想を言えば、 別の Unix ユーザやまったく異なったマシンからデータベースに接続できると いいですね。この節ではそれに関して述べます。
これは私が個人的に使っているコンフィギュレーションではないので、この節の 詳細についてはいくらかおおざっぱな記述もあります。しかし、次の手順のうち の一つを実行することでうまくいくはずです。
. oraenv
source coraenv
私の環境では、"oraenv" を走らせているとき、Linux のデフォルトの シェルである 'bash' を使うとエラーが出ます。何も問題は引き起こ していないようなので、心配無用です。もしどうしても不安 なら、'pdksh' を使えばいいでしょう。
初期のバージョンの Oracle では非常に複雑だったと記憶しているものの、 ここではうまく動いているように見えました。確かなのは、これは、私が何か まちがったことをしたか、やったことを忘れてしまったか、あるいは巨大な セキュリティホールがあるか、ということです。
私がやったと記憶しているのは -
$ORACLE_HOME
が正しく
設定されているということ)lsnrctl start
クライアントマシンでする必要があるのは、マシンとデータベース インスタンスを正しく指定することだけです。
プロセスをもっと細かく制御したい場合には、Net8 Configuration Assistant ('netec') が役立つはずです。
多くの初期のバージョンの Oracle では、これは非常に難しいことでした。 たくさんのテキストファイルを編集しなければならないのですが、その多くは 驚くほど複雑な構文を持っていました。
しかし 8i では、JVM が走っているかぎり、必要なのは Net8 Easy Config プログラムだけです。別のマシンのデータベースに読者のマシンを接続させる ためには、次の手順に従ってください。
この問題は2つの長さ0のファイルと関係しています。 パッチをインストールすれば解決するはずです。