さあ、聴ける MP3 ファイルがいくつかできているでしょう。そして、ファイ ルでもストリームでもどちらでも好きなほうを再生できます。
すべてのプレイヤーで、簡単に MP3 ファイルを再生できます。コマンドライ ンベースか X ベースなのか、それだけが各プレイヤー間の主な違いです。
MP3 ファイルを再生するには、以下のように引数として MP3 ファイルを渡します:
[dj@megajukebox]$ mpg123 /mp3_files/SampleFile.mp3 or [dj@megajukebox]$ xaudio /mp3_files/SampleFile.mp3
[ 訳注 : SampleFile.mp3
は再生したい MP3 ファイルの名前です。
]
複数のファイルを連続再生したいのなら、そのファイルを並べて引数にしてく ださい:
[dj@megajukebox]$ alsaplayer /mp3_files/SampleFile1.mp3 /mp3_files/SampleFile2.mp3
ディレクトリ中のすべてのファイルを再生するには、 再生するファイルにマッチするようなワイルドカードを使ってください:
[dj@megajukebox]$ xmms /mp3_files/*.mp3
MP3 ストリームをとても簡単に再生するには、 ファイル名をストリーム送信元の URL とポート番号へ置き換えるだけです:
mpg123 http://localhost:8000 or freeamp http://megajukebox:2711
eMixer は DJ のミキシングテーブルと同じようなやり方で、MP3 をミックス できます。
新しいバージョンでは 2 枚のサウンドカードをサポートしているので、1 枚 目のカードでミックスしたものを出力し、もうひとつで次の曲を聴いて頭出し することもできます。
いつもの通りにアーカイブを展開し、readme のインストール方法の部分を読 んでください。
MP3 の再生リストを作成する必要があります。ストリーミングの節で触れたよ うに、find コマンドを使って作成してください。
eMixer を動かす前に、mpg123 をインストールしなければなりません。
以下に、キー操作の一覧を挙げます (readme からの引用です)。
キー操作 "↑, ↓" 再生リストのスクロール "page up, page down" 再生リストの画面全体のスクロール "enter" トラックの再生/停止 "tab" チャンネルの変更 "}","]" ボリウムと再生速度制御のトグル "space" 現トラックをもう一度再生 "left, right" フェードコントロール "insert" チャンネル 1 のボリウム/再生速度を減らす "home" チャンネル 1 のボリウム/再生速度を増やす "delete" チャンネル 2 のボリウム/再生速度を減らす "end" チャンネル 2 のボリウム/再生速度を増やす "< , / , >" 左右のバランス制御 " + , = " (NEW) フェーダー間のスイッチ " q " チャンネル 1 の再生/停止 " w " チャンネル 2 の再生/停止 " p " 再生モードの変更 ― 一曲再生、ループ、連続、ランダム " a " 全チャンネルの再生停止 " f " ファイルメニュー " u " ユーティリティメニュー " h " ヘルプメニュー " ~, ` " キャンセルメニュー " s " SIM 再生オン (SIM はふたつのチャンネルで同時に 同じトラックを再生します)