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個人的には私はコンピュータ・ゲームをあまりしませんが、
でもこれはきっと環境問題の教育にも利用できるはずです。
最初の調査で lincity
と Real Life
を見つけました。
有意義なものであることは、ご自分でチェックしてみてください。
Linux Games Survey に概要があります。
-
lincity
はひとつの町や国を建設して維持するゲームです。
街を建設し、維持することを求められます。
住人に対して食糧、居住環境、仕事、物資を供給しなければなりません。
安定供給可能なエネルギーとリサイクルの助けを借りて
持続可能な経済を作ることも可能ですし、
破壊に至った後にロケットを造り、公害に悩まされ資源の枯渇した惑星から脱出する
こともできます。あなた次第。
ある一ヶ所につき利用できる資源は有限なので、
長期間放りっぱなしにしておけるゲームではありません。
市販されている類似の名称のシミュレーション・ゲームに似たゲームです。
このパッケージには、
X と SVGALIB バージョン両方に共通のファイルが含まれています。
-
Real Life - 「``Conway's Game of Life''
(訳注: ケンブリッジ大学の数学者 J. H. Conway が発明した、
単純化した生物のシミュレーション、数学パズルである「ライフ・ゲーム」)
では、各セルは完全に生きている (値が 1) か、
完璧に死んでいる (値 0) のどちらかです。
現実世界では、この二値という制限は、さまざまな表情へと昇華されます -
生と死を分かつ、現実の値づけの段階へと。
現実世界においては、コンウェイのライフ・ゲームは特殊なケースです。
しかし、ライフ・ゲームとは対照的に、実際の生命は
カオス系の特質である、初期状態への過敏な依存を示します」
-
Sierra は (その昔) Eco Quest
1 - Lost in Rainforest と Eco Quest 2 - The Search for
Cetus を出していました。EcoQuest シリーズは MS-DOS と Windows 3.x
用です。子供向けのものです。
- SimEarth (1988 年, Maxis 社, DOS, Windows 3.x, MacOS 用)
とある惑星について、その外被の形成から文明の発展に至るまでのシミュレー
ションをおこないます。James Lovelock のガイア仮説を元にしています。そ
こはかとなくダルく、覚えるのも難しいですが、モデルをいじりまわしている
だけでも、例えば温室効果など、得られる教育的価値には大きいものがありま
す。
- Balance of the Planet (1991 年, Chris Crawford 作, DOS, MacOS 用)
政府の立法役を担って、工業と環境とのバランスをうまく図ろうとするもので
す。非常に複雑、かつ単調で面白味がない (SimEarth さえよりも) ものです
が、じっくりマニュアルを読む時間さえあるなら、実に教育的、かつ思索をも
たらすものであることは確かです。(今や Mac 版は Crawford 氏のウェブサイト
http://www.erasmatazz.com/free.html から自由にダウンロードできますが、
Executor (訳注: Linux などで動作する Macintosh エミュレータ) では
アーカイブに含まれるファイル名を扱えないようです)
- Global Effect (1992 年, Millennium 社, DOS, Amiga 用)
初期のリアルタイム戦略ゲームで、市民と、兵器と工業の環境的分岐に
折り合いをつけつつ、敵を征服していくものです。
インタフェースはガチガチしていて、
現在の戦争ゲームの類ほどはたいして面白くありません。
- SimIsle (1995 年, Maxis 社, DOS, ??? 用)
雨林環境を破壊せずに南洋の島を開発します。学習曲線は大きいものですが、
とても面白いんじゃないかと想像します。
- SimPark (1997 年, Maxis 社, Windows95, ??? 用)
SimIsle を子供向けにしたようなもの。よりシンプルで、より教育用途をねらっ
ています。
古いゲームは dosemu
の上でうまいこと動くんじゃないかと思います。
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