保全性チェックを実行すると、Tripwireは現在実際に使用されているファイルシステムオブジェクトを、データベースに記録されているそれらのファイルのプロパティと比較します。 違反内容は標準の出力画面に表示され、レポートファイルに保存されます。このファイルは後でtwprintで表示できます。 レポートの表示方法については、the section called レポートの表示を参照してください。
ポリシーファイルにE-mailオプションが設定してあれば、特定の保全性違反が発生した際に指定したアドレスに通知を送信することもできます。 E-mailオプションの設定方法については、the section called TripwireとE-mailを参照してください。
保全性チェックを実行するには、次のコマンドを入力します。
/usr/sbin/tripwire --check |
このコマンドの実行には、チェックするファイルの数によりますが、ほとんどの場合ある程度の時間を要します。