Red Hat Linux zSeries LPAR CDを使用しないLPARでのインストール

誓要項目重要
 

64-ビット Linux は MP3000上ではサポートされていません。

redhat.tdf, tpkrnl64.bin, lpar.prm 及び initrd64.bin ファイルを 仮想テープで使用するディレクトリ内でOS/2マシンに移動します。これは通常、 F:\AWSOMAです。ディレクトリがF:\AWSOMAで ない場合は、redhat.tdfファイルを編集して適切に場所を変更 します。(OS/2上で使用できるエディタはepmです)。

注意注意
 

OCOドライバーモジュールを使用している場合、images/内の initrd64.binではなく、RedHat/Drivers/ドライバーからの prepinitrdスクリプトによって変更したinitrd64.binを、 ホストマシンに忘れずにコピーして下さい。

希望に応じて、パラメータファイルをカスタマイズします(lpar.prm)。 それには以下のようなパラメータを使用します:

DASD=x-y[,a-c...]
DASDデバイスのアドレスの範囲。ほとんどの場合、200-20fで充分です。 例 : DASD=200-20f,B01-B03,F01

NETWORK=IP:netmask:broadcast[:gw]
ここで、IPは S/390 仮想マシンの IP; netmask は ネットマスク; broadcast は ブロードキャストアドレス; gw はethデバイス(ethデバイス専用)用の ゲートウェイ-IPです。

NETWORK=hostname:device:IP:netmask:broadcast:gateway
ここで、hostname はユーザーのホスト名; device は ネットワークデバイス(通常、eth0); IP は、S/390 仮想マシン IP; netmask はネットマスク(通常、 255.255.255.0); broadcast は ブロードキャストアドレス; gateway はネットワークのデフォルト ゲートウェイです。

RPMSERVER=ftp://your.ftp.server/your.s390x.rpm.dir
FTP経由でS/390 zSeriesバイナリRPMパッケージにアクセスするものです。

RPMSERVER=http://your.http.server/your.s390x.rpm.path
HTTPでS/390 zSeriesバイナリRPMパッケージにアクセスするものです。

RPMSERVER=IP:/your.s390x.rpm.dir
S/390 zSeriesバイナリRPMパッケージを含んでいる NFSサーバの IPアドレスを与えます(例えば、S/390 zSeries CD-ROM用の Red Hat Linuxの NFSマウントを経由)。

DNS=list,of,dns,servers:list,of,search,domains
例 : DNS=10.0.0.1,10.0.0.2:redhat.com,redhat.de この例では、DNS サーバ 10.0.0.1 と 10.0.0.2は,redhat.comredhat.deをデフォルトのドメイン検索として使います。

LCS=lcs<dev_num>,<read>,<write>
LCSネットワークデバイスを使用している場合、 <dev_num>は lcsに追加する デバイス番号で(-1の値はドライバーが値を選択するとの意味で、 このフィールドを空白にすると、<read> と <write>をnon-qethデバイス用の検索範囲へ 変更します)、<read>はリードのアドレスであり、 <write>はライトのアドレスです。 例 : LCS=lcs0,0x9a4,0x9a5,0,0

これらのパラメータのいずれかが欠けると、インストール時にそれを要求されます。