GNOMEの[実行...]オプションの場合と同じく、ターミナルウィンドウのシェルプロンプトからshutdownコマンドを使ってシステムをシャットダウンしたり再起動したりすることができます。この方法は、GNOMEやKDEや非グラフィック環境などの作業環境にはよりません。
シェルプロンプトからのシャットダウンと再起動の手順は、次のとおりです。
ターミナルウィンドウを開きます。パネルから端末エミュレーションまたはコンソールランチャーをクリックします。
su -でrootになります
シェルプロンプトから、shutdown -r nowまたはshutdown -h nowと入力します。ここで、-hは停止を意味し、システムをシャットダウンします。-rは再起動を意味し、システムを再起動します。
コンソールモードの場合は先と同じようにしてrootになって、shutdown -r nowまたはshutdown -hと入力します。
シェルプロンプトからシステムを停止したり再起動したりする場合は、その前に必ず作業内容を保存してください。この操作は実行中のアプリケーションを強制終了させ、その間に作業やセッションを保存することができないからです。
Xセッションの再起動 | |
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Xセッションを終了しようとして問題が発生した場合(KDEで[ログアウト]ボタンをクリックしても応答がない場合など)、Ctrl-Alt-Backspaceキーを同時に押す方法があります。この操作で、Xセッションは直ちに終了し、ログイン画面に戻ります。ただし、この方法は最後の手段として使ってください。この方法でログアウトする場合、あらかじめ実行中のアプリケーションを終了し、作業内容を保存してください。 |
シャットダウンまでの時間 | |
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shutdownコマンドを実行してから実際にシャットダウンが実行されるまでの時間を指定することができます。上記のコマンドのnowを「+数字」に置き換えてください。たとえば、shutdown -h +5とすれば、5分後にシステムをシャットダウンします。 |