多くの Lilo では次のような設定ファイルを使用します。
boot = /dev/hda # もしくはあなたの環境でのルートパーティション delay = 100 # ディレイ(遅延)10 秒です(これぐらい余裕があれば、引数入力などができるでしょう) vga = 0 # 省略可能。 "vga=1" を指定すると 80x50 文字表示になります #linear # ジオメトリーに問題があった場合、"linear" を試してみてください image = /boot/vmlinux # zImage ファイル root = /dev/hda1 # ルートパーティション label = Linux # 適当な名前でも構いません read-only # ルートパーティションを read-only でマウント other = /dev/hda4 # DOS パーティションがある場合 table = /dev/hda # 現在のパーティションテーブル label = dos # もしくはその他の素敵な :-) 名前
必要に応じて、複数の``image''や``other''セクションを指定することができま す。複数のカーネルイメージを lilo.conf に指定することは珍しくあ りません。少なくとも開発版のカーネルを追っかけている時はそうです。
カーネルを``zImage''でコンパイルした際に、サイズが 512KB 以上になってし
まった場合(2.1 以降の新しいカーネルなどでは普通のことです)、代わりに
``make bzImage
''を使用して``big zImage''なカーネルをビルドする
必要があります。大きな(bzImageな)カーネルイメージをブートする為に特に
必要なことはありませんが、バージョン 18 以上の Lilo が必要です。インストー
ルされている物が古い場合、Lilo パッケージをアップグレードすべきです。
Lilo のドキュメントの他にも、いくつかの役立つ mini-howto があります。そ れらのうち、なんちゃら OS 用のドキュメントは ``Linux+なんちゃら OS'' といった名前になっています。これは Linux と他の OS との同居につい て扱っています。また``Multiboot-with-LILO'' では Windows ファミリーの OS と Linux を同居させる方法について説明しています。
(訳注:例えば Windows95 との同居について説明しているドキュメントは "Linux+Win95" という名前になっています)