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4. クライアントに指定する

クライアントプログラム(わかりやすくするためにグラフィックアプリケーション とします)はDISPLAY環境変数を調べて接続するディスプレイを認識し ます。実行するときにクライアントのコマンドラインに-display hostname:0 オプションを追加することでもでき、設定を変更することができます。 いくつか例を説明しましょう。 コンピュータはlight、ドメイン名はuni.verseとします。 もし普通にXサーバを走らせているなら、ディスプレイはlight.uni.verse:0 として指定されます。リモートコンピュータ(dark.matt.er)に描画ツールのxfigを 起動させてローカルマシンlightに出力を表示させます。

リモートコンピュータでcshを使っているなら

    dark% setenv DISPLAY light.uni.verse:0       #環境変数の設定
    dark% xfig &                                 
とします。

あるいは、

     dark% xfig -display light.uni.verse:0 &
としても同じです。

shの場合は

     dark$ DISPLAY=light.uni.verse:0
     dark$ export DISPLAY
     dark$ xfig &
となります。同様に
     dark$ DISPLAY=light.uni.verse:0 xfig &
してもよいですし、
     dark$ xfig -display light.uni.verse:0 &
ともできます。


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