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5. Cyrus のインストール

Cyrus 付属のドキュメントをしっかり読んでインストールしてください。 ドキュメントはオンラインで読むことができます:
http://andrew2.andrew.cmu.edu/cyrus/imapd/install.html

インストールする時に参考になる tips をあげておきます:

もし Slackware 3.4 (シャドウ・パスワード使用)を使っているなら、この ように設定してください。


./configure --with-login=unix_pwcheck

make は 簡単にできます。


make depend
make all CFLAGS=-O

ステップ 1 : cyrus というユーザ・アカウントは、セキュリティ・ホールを できるだけ減らすために使用禁止にしました。

ステップ 3: cyrus 付属の syslog.conf をコピーせずに、既存のファイルを修正 しました。

ステップ 9: Linux では pwcheck を起動しておくことを忘れないでください。 さもないとサーバが動きません。



umask 0;/usr/cyrus/bin/pwcheck &
umask 022

起動時に実行するスクリプトに、こんな感じで追加してください。



if [ -f /usr/cyrus/bin/pwcheck ]; then
echo -n "Starting pwcheck for imap"
umask 0;/usr/cyrus/bin/pwcheck &
umask 022
fi

私は /etc/rc.d/rc.local に記述して、うまく動作しています。

ステップ 12:/etc/inetd.conf を修正する時に、下記のように TCP Wrappers から起動するようにしてください。



  imap    stream  tcp     nowait  cyrus   /usr/sbin/tcpd  /usr/cyrus/bin/imapd
imap

修正が済んだら忘れずに 'kill -HUP' を実行して,inetd に HUP シグナルを 送ってください。


# ps ax | grep inetd
   61  ?  S    0:00 /usr/sbin/inetd
# kill -HUP 61


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