次のページ 前のページ 目次へ

8. (訳者追加:)fd,lsでbzip2を使う

8.1 fd

fdですでに設定されているgzip'd tarアーカイブと同じです。ソースを変更する場合は


--- orig/archive.c      Thu Feb 26 06:33:27 1998
+++ archive.c   Thu Feb 26 04:19:35 1998
@@ -117,6 +117,7 @@
        {" ^.*\\.tar$",         "tar tvf",              PM_TAR},
        {" ^.*\\.tar\\.Z$",     "zcat %C | tar tvf -",  PM_TAR},
        {" ^.*\\.tar\\.gz$",    "gzip -cd %C | tar tvf -",      PM_TAR},
+       {" ^.*\\.tar\\.bz2$",   "bzip2 -cd %C | tar tvf -",     PM_TAR},
        {NULL,                  NULL,           255, 0, "", "", "", "", 1}
 };
 archivetable archivelist[MAXARCHIVETABLE] = {
@@ -130,8 +131,6 @@
                                                "zcat %C | tar xf - %TA"},
        {" ^.*\\.tar\\.gz$",    "tar cf %X %T; gzip %X",
                                                "gzip -cd %C | tar xf - %TA"},
-       {" ^.*\\.tar\\.bz2$",   "tar cf %X %T; bzip2 %X",
-                                               "bzip2 -cd %C | tar xf - %TA"},
        {NULL,                  NULL,                   NULL}
 };

をfdソース展開ディレクトリでpatch -p1 < archive.diffとあてて (あるいは手で直接変更して)、makeします。

また~/.fdrcで設定する場合は、# launcher definition


launch ".tar.bz2"\
                "tar tvfy"      0,0:1,2-'/',2'/',3,4-'-',4'-'-'-',4[9],5,6

と追加するだけです(# examples for GNU tar >=1.12)。 同様に# archiver definition
arch ".tar.bz2" "tar cf %X %T; bzip2 %X"        "bzip2 -cd %C|tar xf - %TA"

も追加しておきます。gzipと同じなのでgzip時の設定が、名前を変えるだけで そのまま使えます。簡単ですね。

lessと使う章lesspipe.sh ファイルに


  *.tar.bz2) tar tyvvf $1 2>/dev/null ;;

も追加します。tarでgzip用のzオプションがあるのと同じようにbzip2用 オプションyをtarに追加しておいて下さい ( bzip2をtarと使う章)。

8.2 ls

xterm(kterm)でのアーカイブファイル色に追加することについては JFから和訳も出ている「Colour-ls」"3. ls のカラー設定法"を参考にして下さい。

例えば、/etc/DIR_COLORSファイルを以下のように変更します (一部引用)。



 .Z   01;31
 .gz  01;31
 .bz2 01;31       <--- ここ
 .jpg 01;35 # image formats
 .gif 01;35
 .bmp 01;35


次のページ 前のページ 目次へ