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4. 素晴らしいお知らせ:特別に必要になるかもしれない事とサービスコメント

新しい Boca カードを標準の Dsub25 ピンの RS232 コネクタで利用したい場合、 約 80 ドルする特別な拡張機材を用意する必要があります。カードはその機材と セットで利用し、とてつもなくすごいケーブルで接続します。またポートに接続 するための電話線のようなケーブルもついています。80 ドルするその機材には、 接続するための電話線のようなケーブルも付属します。これで機材に付いている 標準 RS-232 コネクタにモデムや端末が接続できます。 もし電話線のようなコネクタを接続できるシステムを持っていないなら、機材の 購入の選択をするときにこれを選ぶべきです。

私は Boca 2016 を特別な卸売業者から購入しましたが、皆さんが同じように購入 できるとは思いません。この購入方法はすぐにも利用できますが、出荷まで二週間 ほどかかります。またこの機材はカードを購入する前に注文すべきだと思います。 2016 ボードは 235 ドル、この機材は 79 ドル 95 セントです。

ただし、もはやこの機材は手に入らないという話も聞いています。そのために特別な ケーブルを作っている人もいるようです。残念ながらどのようにそれを作るかは分か りません。

最初に購入した Boca 2016 は 1 ポートしか動きませんでした。そこで色々なやり とりを期待して Boca に電話しましたが、期待とは裏腹に " Linux? それは何です か?" という最悪な状況になってしまいました。しかし Boca が問題点を確認すると、 それはカードの不良なのでカードを送るようにと言ってくれました。このカードは 5 年間の修理保証と、30 日間の無償交換保証がついています。応対にでた女性の なんと親切なこと。最悪の状況を覚悟していたにもかかわらず、できる限りの対応 をしてくれました。

私は購入先にカードの交換を依頼しました。あいにく在庫がなく、新しいカードが 来るまで二週間以上かかりました。この遅れには本当にまいってしまい、カードが 到着して動き出すまで、心底から穏やかな気持にはなれませんでした。

8 ポート目以降がどうしてもうまく動作しない方々がいます。私は 11 ポートまで テストして、11 ポート全てうまく動きました。Boca の品質管理がよくないので しょう。カードの調子が良くないときは、Boca に電話してその問題を直接伝える ことをお勧めします。 ディーラーを通すより、メーカーと直接やりとりした方がより良いサービスを受け られると思います。メーカーの人達はとても親切で、対応が素晴らしいです。

今のところ、私は 4 回線しか持っていません。16 ポートのカードを購入したわけは、 2 つあります。それはポート数が少ない製品とは違い、モデムの制御ができることと、 将来の回線数の拡張を見越しているからです。

下記の追加情報は、Baan Business Systems 社の Kevin Traas 氏によるものです。

訳註: 下記の情報が日本から利用できるかどうか、著者はわからないそうです。 直接本人に確認して欲しいといわれましたが、e-mail アドレスがわかりません :-(

ところで、私は BB2016 を以前から幾度となく利用しており、Linux でもうまく 動いています。 BB2016 は順調に動いていて、かつ安価で信頼性があるので非常に満足しています。 ポート当たりの速度は、115200bps を要求します。このカードを経由して 2 つ のシステムを PPP で接続するという珍しい接続を行っています。115200bps で接続できており、エラーレートは 0% です(数十万パケットの転送において)。次の ステップは EQL の導入と、帯域を太くするため更に複数の PPP リンクを追加すること です。そのうち結果をお知らせできると思います。

最後にこのドキュメントでのアドバイスと相反することを書きたいと思います。 私は BB2016(RJ ポートを持っている)のために、ケーブルを自作しました。最初は RJ45 の 8 芯コンダクタ プラグを真似てみましたが、BB2016 は モデム線を フルサポートするために RJ48 の 10 芯ジャックを使っていたので、このやり方 をあきらめました。

今は 10 芯の線を使用して BB2016 とモデムを接続しています。それは非常にうまく 動作しており何の問題もありません。唯一の問題は、RJ48 のプラグと 10 芯の コンダクタ線と RJ48 - Dsub25 ピン変換アダプタを手に入れることです。 これらは需要がないせいか、安価というわけではありません。それから RJ48 のクランパも忘れないで用意してください。 もしお望みなら、これらのケーブルを作ってお送りすることができます。興味がある 方は e-mail で連絡をいただければ値段などをお知らせします。このドキュメントに 書いてあるアダプタより安価に作れます。

このドキュメントに書いてあるアダプタはもう製造されていないようです。残された 接続方法は、自分でケーブルを何とかするしかありません。

訳註: 著者への質問は、必ず英語でお願いします。


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