Apacheはそれ自身で仮想ドメインをサポートしています。内部仮想ドメイン メカニズムを使うことを著者が推奨しているプログラムです。inetdを通して 何か実行する時はコストがかかります。この場合、プログラムは実行する毎に スタートせねばなりません。つまりwebサービスには不向きな遅い応答であるという ことを意味しています。 Apacheは多くのアクセスが生じた時の接続を止めるメカニズムも持っています。
もしinetdを通さずApacheを使い場合はinetd.confファイルに 以下の行を追加してください。
www stream tcp nowait www /usr/bin/virtuald \ virtuald /virtual/conf.www httpd -f /var/www/conf/httpd.confそして
/var/www/conf/httpd.conf
ファイル(訳注:環境によって
httpd.confがある場所は違います)に以下のように明記します。
ServerType inetdデフォルトでは"standalone"を設定しています。 あとはシングルドメインで使っていた時と同じようにApacheサーバの設定をします。
これを書いている時点では仮想web HOWTOはありません (訳注:「Virtual-Web-HOWTO」が現在は出ています)。 しかしこれが出てくるだろうと思います。やがては そのHOWTOを参照してここに書こうと思います。もしまだ出てこず、要求が 出て来たらApache仮想ホストの設定方法についての章を書くつもりです。