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4. 聴覚的問題

多くの場合、聴覚に問題がある人がコンピュータを使う際の問題はほとんど ありません。というのも出力のほとんどはビジュアルなもので、何か問題が あってもそれをビジュアルな出力に変えることでほとんど解消されてしまうから です。

4.1 ビジュアルベル

よくあるように、コンピュータは特殊コードがプログラムから送られてくると ビープを鳴らします。これは一般にプログラムからの注意などを促すために 使われます。このビープは画面全体(あるいはターミナルエミュレータ)を フラッシュすることに置き換えることが可能です。このやりかたにするには

xterm (under X)

xtermでは、コントロールキーを押しながらマウスの 中ボタンをクリックすることで設定を変更したり、ホームディレクトリの .Xdefaultsに`XTerm*visualBell: true'を書き加えることで変更でき ます。

the console (otherwise)

コンソールでビジュアルベルを鳴らすのは少し 複雑です。Alessandro Rubiniの「Visual Bell mini HOWTO」 を見て下さい。これに詳しく書かれています。 ( 他のLinuxドキュメントの章を見て下さい)。 設定のほとんどはアプリケーション毎に行うか、Linuxカーネル自身を変更するか で行えます。


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