構成の準備
システムは、ストレージのプロビジョニングを簡素化するデフォルト構成で出荷されます。詳細はシステムのデフォルトの状態についてを参照してください。
システム出荷時のデフォルト構成を使用する場合、以下の作業を完了する必要があります。
- ボリュームの作成の説明に従い、デフォルトストレージプール内にボリュームを作成します。
- イニシエータへのボリュームのマッピングの説明に従い、環境内の各イニシエータをボリュームの 1 つに割り当てます。
デフォルト構成がストレージの要件を満たしていないと判断した場合は、以下のいずれかの方法でデフォルト構成を変更できます。
- 1 つ以上のストレージドメインを作成します。
- たとえば、財務データを分離するための別個のドメインを作成し、指定したホストだけがそのドメインにアクセスできるようにすることができます。新しいストレージドメインの使用、計画、作成についての詳細は、ストレージドメインの構成を参照してください。
- 1 つ以上のストレージプールを作成します。
- たとえば、外部ストレージから旧式ボリュームを作成する予定がある場合、システムに付属するデフォルトの旧式プールを使用せずに、旧式プロファイルを利用してカスタム旧式プールを作成できます。ストレージプールの使用、計画、作成についての詳細は、ストレージプールの構成を参照してください。ストレージプロファイルの使用、計画、作成についての詳細は、ストレージプロファイルの構成を参照してください。
- 仮想ディスクを別のプールに移動するか、仮想ディスクを削除して新しい仮想ディスクを別の構成で作成します。
- たとえば、仮想ディスクはデフォルトでは RAID-5 として構成されますが、RAID-1 の RAID レベルを持つプロファイルを使用できます。仮想ディスクを削除し、別のプロファイルを使用して新しいストレージプールを作成する必要があります。仮想ディスクの管理についての詳細は、仮想ディスクの構成を参照してください。
- 外部のストレージアレイまたはシステムにあるストレージまたはユーザーデータにアクセスします。
- たとえば、ユーザーデータを外部ストレージデバイスからシステムの内部ストレージに移送できます。外部ストレージの使用、計画、アクセスについての詳細は、外部ストレージの管理を参照してください。
- 注 : ウィザード手順を進めている途中で、ブラウザインタフェース内の別のタブに移動した場合は、ウィザードを終了して閉じる時に空白ページが表示されることがあります。この状態が発生した場合に、空白ページを閉じても、データが失われることはありません。
関連項目