ファイバチャネルポート接続に関する指針
ストレージリソースカード (SRC) セット、高可用性 (HA) ストレージトレイ構成、データホスト、外部スイッチなどのハードウェアを新しく追加するときは、サービスプロセッサパネル上のファイバチャネル (FC) ポート接続を確認するとともに、データホストとストレージ間のポート配分を確認してください。詳細はポートの割り当てについてを参照してください。
さらに、以下の点も検討してください。
- 一般的に、データホストとの接続には左端から 4 つのポート、ストレージシステム内のアレイとの接続には右端から 4 つのポートを使用します。
- 直接接続ストレージ構成では、各 SRC セットに接続可能なホストの合計数は、各ホストのイニシエータ数とアレイ数によって制限されます。たとえば、単一キャビネットシステム内で SRC に接続しているアレイが 4 つより少ない場合は、未使用のストレージポートを使用して、4 つを超えるイニシエータを接続することができます。
- 搭載されている数の SRC がサポートする最大数を超えるイニシエータを接続するのではない限り、フロントエンドスイッチは必要ありません。サポートされる最大数を超えるイニシエータを接続する場合は、システムの外部にある FC スイッチにポートを接続します (ファンアウトまたはファンイン)。
- 拡張キャビネットに搭載可能なアレイ数とアレイ構成は、ホストに割り当てられている FC ポート数と、ベースキャビネットのアレイ数およびアレイ構成によって制限されます。
- 外部ストレージデバイスを FC スイッチによってシステムに接続する場合は、ゾーン化方式を適用する必要があります。ゾーン化方式についての詳細は、外部ストレージの使用についておよび FC スイッチのベンダーのマニュアルを参照してください。
関連項目